長野県が実施する移住促進プログラム「おためしナガノ」運営業務をDX
移住体験イベントで配布する約700枚の資料をHandbook Xでペーパーレス化
作業工数の大幅削減&省資源を実現!DX推進県としてのイメージ醸成にも貢献
報道発表資料
2025年4月17日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、長野県が実施する移住促進プログラム「おためしナガノ」の運営支援業務受託業者である株式会社Ccobi(本社:長野県上水内郡、代表取締役社長:古後理栄、以下 ココビ)がデジタル収納アプリ「Handbook X」を採用し、紙資料のデジタル化によるペーパーレスおよび制作コストの大幅削減を実現したことを発表します。
「おためしナガノ」で「Handbook X」を導入した背景と今後の取り組み
長野県では、2019年に策定した「信州ITバレー構想」のもと、IT産業や人材の誘致・集積に向けて、県内への移住や2拠点生活を体験する移住支援プログラム「おためしナガノ」を、2014年から毎年実施しています。「おためしナガノ」の運営業務を受託するココビは、長野県と連携し県内への移住に興味を持つ企業や県外居住者と長野県に進出した企業や移住者が交流するイベントを開催していました。
このイベントでは、移住のプロモーションに関わるパンフレットや講演資料などの全てを紙で配布していたため、雨や雪などで汚れる懸念が発生。さらに、大量のカラー印刷による高額なコストや運搬業務、修正時の差し替えの手間などアナログならではの課題を抱えていました。
そこでココビは、PDFや写真など多様な資料を保存可能な「Handbook X」の導入を決定。配布資料をデジタル化しHandbook Xに格納することで、参加者はスマートフォンでQRコードをスキャンするだけで資料が格納された専用のブックに即座にアクセスし、閲覧が可能となりました。
これにより、従来イベント開催に合わせて長野県が準備した紙資料700枚をデジタル化。直前の急な資料の差し替えにも柔軟に対応可能でスムーズな情報共有を実現し、大量な資料の印刷や運搬、天候による汚れへの対応など準備作業の工数を大幅に削減しました。
ココビは今後も、Handbook Xを活用したペーパーレス化や情報共有にとどまらず、クイズやアンケート機能、サイネージ、メモ、カレンダーなどの機能を活用し、満足度の高いイベント運営を目指していきます。
おためしナガノ交流イベントの様子 (2024年10月@当社軽井沢オフィス) | Handbook Xでイベントの資料を閲覧する様子 |
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ユーザーコメント
昨年、屋外で紙資料を配布したところ、雨の影響で資料が濡れてしまうトラブルがあったことや、イベント参加者の多くがIT業界の方でありながら、紙の資料を使うことに違和感を覚えていました。今後はHandbook Xの多彩な機能を活用し、より良いプログラムの運営に繋げたいと思います。
株式会社Ccobi 代表取締役 古後理栄 氏
イベント当日に資料の修正が入ることもめずらしくないため、紙資料での運用はかなり難しいものがありました。Handbook Xなら紙の資料では不可能なリアルタイム更新ができるため、正確な情報を迅速に提供できました。
株式会社Ccobi 塚田華奈子 氏
従来、県でも印刷物を相当数準備し会場で一つ一つ配布する手間がかかっていましたが、資料のデジタル化によりイベントでの資料共有がスムーズになり、参加者が必要な情報を適切なタイミングで取得できるようになりました。さらに、資料だけでなくWebサイトのURLも格納できるため、アンケートや動画、写真などのデジタルコンテンツを一括配信できる点も大きな利点です。
Handbook Xの導入により準備に要する時間を大幅に削減できましたし、よりイベントや交流に集中することができるようになりました。今後もデジタルツールを県の取組でも広く活用し、DX推進の一助としたいです。
長野県庁 産業労働部 産業立地・IT振興課 宮原奈保子 氏
「株式会社Ccobi」について( Webサイト https://cco-bi.com/ )
株式会社Ccobiは、「住む・働く・学ぶ」を分断せず、一体的にとらえながら暮らしをより良くすることをビジョンに掲げています。Ccobiでは長野県が主催する移住支援プログラム「おためしナガノ」の運営支援業務の受託事業者として、移住者向けのさまざまなイベントを企画・運営しています。
「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。
また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
「Handbook X」について( Webサイト https://www.handbookx.com/ )
Handbook X(ハンドブック エックス)は、あらゆる情報を「ブック」にまとめるデジタル収納アプリです。写真、動画、PDF、Webサイトなどさまざまな種類のコンテンツを集めて整理し、自分だけの「ブック」を作成可能。つくった「ブック」は簡単に共有できます。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL:03-5718-1297 / E-mail:press@asteria.com
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 SIC事業部
TEL:03-5718-1250 / E-mail:sic@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbookはアステリア株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。