くまもとDMCとアステリアの共同提案が観光庁モデル事業に採択
熊本県人吉・球磨地区で3回の ワーケーション を実施し新しい働き方の提案へ

報道発表資料

2021年10月21日
アステリア株式会社
株式会社くまもとDMC

 株式会社くまもとDMC(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:磯田淳、以下 くまもとDMC)とアステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、観光庁が公募した「新たな旅のスタイル促進事業」に熊本県人吉市や球磨郡水上村でワーケーションを実施するプログラムを共同提案し、モデル事業に採択されました。そこで、くまもとDMCとアステリアは、10月26日を皮切りに熊本県内でのワーケーションを3回にわたって実施することを発表します。
 このプログラムでは、アステリアの社員による宿泊地でのテレワークに加えて、地域住民の皆さんとのワークショップを実施や、市房山(球磨郡水上村)での森林セラピー等を通じて、地域との交流を活性化する新しい形のワーケーションも模索します。

熊本県内でのワーケーションを実施する背景

写真:アステリアのワーケーション試行風景
アステリアのワーケーション試行風景
@長野県軽井沢町(2020年10月)

 コロナ禍により働き方が多様化する中、観光庁ではワーケーションの実施地となる地域と企業の継続的な関係構築や取り組みの定着を図るため、ワーケーションモデル事業の公募を実施。熊本県で地域と共同した観光地域づくりを手がける「くまもとDMC」と、東京に本社を構えるIT企業「アステリア」の共同提案が同庁のモデル事業に採択されました。
 くまもとDMCでは、地元の「食」や「観光資産」を活かした観光地域づくりを展開しており、新たな観光のかたちとして熊本ならではのワーケーションモデルの構築にも注力しています。本モデル事業では、ウェルビーイング向上や地方創生に繋がるプログラムとして人吉市・球磨郡水上村でワーケーションを実施します。本モデル事業を起点に全国のモデルとなりうる熊本ワーケーションモデルの実施形式を発信していきたいと考えています。
 アステリアでは、2011年の東日本大震災以降、テレワークを始めとした多様な働き方の導入を進めるなかで、秋田県(2017年)、シンガポール(2019年)、軽井沢(2020年)などでのワーケーションの試行にも取り組んできました。くまもとDMCとの共同提案プログラムでは、環境の良い宿泊地でのテレワークに加えて森林セラピーを体験することなどが予定されているほか、訪問・滞在地となる人吉市・球磨郡水上村の社会課題の解決に向けたワークショップも開催するなど、くまもとDMCのコーディネートにより、“よそ者”と地域社会との交流を図り、持続的な関係作りも推進します。

「ワーケーション」実施概要

実施地域熊本県 人吉市・球磨郡水上村
日  程第1回:2021年10月26日(火)~10月29日(金)/ 3泊4日
第2回:2021年11月29日(月)~12月 2日(木)/ 同上
第3回:2022年 1月18日(火)~ 1月21日(金)/ 同上
参加人数各回5人、計15人
内  容宿泊地でのテレワーク、森林セラピー、地元住民との交流、地元企業とのワークショップ 他

<両社代表者のコメント>

 今回、アステリア様と協働で熊本にてワーケーションモデル事業を実施できること大変うれしく思います。コロナ禍で、働き方も大きく変化しておりますが、観光のニーズも大きく変化をしております。ワーケーションでは、その変化を捉え、いかに地域と繋がる仕組みを構築できるかが鍵となります。まずは今回のアステリア様との繋がりを継続させて頂きながら、持続的な熊本モデルを構築してまいります。

株式会社くまもとDMC
代表取締役社長:磯田淳

写真:株式会社くまもとDMC 代表取締役社長:磯田淳

 自然が豊かな熊本でくまもとDMC様と新たな形のワーケーションモデル事業を実施できることを大変嬉しく思います。アステリアではコロナ禍による働く環境の変化を捉え、オフィスの再定義を進めるなか、最も生産性の高い働き方を社員一人ひとりが自律的に選択するワークスタイルの定着を推進しています。今回、地域交流を組み合わせたワーケーションを実施することで、首都圏企業と地方を繋ぐ新たな働き方のモデルとして他の地方や企業に展開できる結果となることを期待しています。

アステリア株式会社
代表取締役社長:平野洋一郎
(熊本県宇城市出身)

写真:アステリア株式会社 代表取締役社長:平野洋一郎

※:ウェルビーイング(Well-being):肉体的、精神的、社会的に、すべてが 満たされた状態にあること


「株式会社くまもとDMC」について( Webサイト k-dmc.co.jp/ )

 熊本の強みである食・観光をブランディングし、地域を活性化する目的で肥後銀行と熊本県の出資により2016年に設立。熊本県全域を活動領域とする県内唯一の観光庁認定の地域連携DMOとして地域の魅力を活かしたプレミアムコンテンツ造成や、地域産品のブランド化、「おるとくまもと」(WEBサイト)での地域ならではの魅力発信等を実施し、稼げる観光地域づくりを推進しています。2021年10月には熊本県・環境省九州地方環境事務所・ワーケーションを推進する一般社団法人dialogueと連携協定を締結するなど、新しい観光のかたちとしてニューノーマルな働き方に対応する旅のモデルの発信にも注力しています。

「アステリア株式会社」について( Webサイト www.asteria.com/ )

 アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,398社(2021年6月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,618件(2021年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

株式会社くまもとDMC 地域活性推進部:村上貴志
TEL : 096-276-6655 / E-mail : murakami@k-dmc.co.jp

アステリア株式会社 広報・IR部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL : 03-5718-1297 / E-mail : press@asteria.com

資料(PDF)はこちら

以上
日時:2021年10月21日 15:00

アステリア、Asteria、Handbookは、アステリア株式会社の登録商標です。