熊本弁版 アステリア株式会社 年頭所感

コロナ禍を超えて「戻さずに、進める」経営が差をつける
VUCA時代に向けてウェルビーイング向上と生産性向上の両立を実現

熊本の皆さん、あけましておめでとうございます。

　2022年、社会ば振り返ると、全世界的なコロナ禍の克服に向けた動きてろ、ウクライナばはじめとする地政学的な課題の噴出てろ、激しか為替の変動てろ、どぎゃん企業も産業も、そん変化への適応ば強いられた年でした。

　そぎゃん中で、アステリアは、再編された東証プライム市場の上場企業になり、社会的責任ばより求められる立場となりました。熊本R＆Dセンターも3年目となり、世界に向けたブロックチェーンなど最先端の技術開発を行っています。事業としては、中核となるソフトウェア事業はまうごつ成長し、デザイン事業もたいぎゃな伸びました。これら2つん事業は中期経営計画STARの重点項目にしとるトップライン（売上）の成長にたいぎゃ寄与しました。さらに、企業投資事業でも投資先の１社が米国Nasdaqに上場ば果たしました。

　人材、組織面においては、CXO、CSO、CWOていう新規分野のエキスパートが新たに就任。さらに国内市場に向けたデザイン事業部も新設して、将来の成長ば支える組織としても力強さば増しました。

　2023年においては、世界的なコロナ禍の収束が期待される一方で、世界はさらにVUCAの様相が強まるていう予想が専門家から出とります。こぎゃん状況において企業に必要なこつは、様々な活動ばコロナ禍前に「戻す」とではなく、この３年間の知見と経験ば活かして事業や活動ば次のステップに「進める」こつ。2023年は、「戻す」企業と「進める」企業で大きな差がつく年となるとは間違いなかでしょう。

　アステリアは、進めます。成長の源泉である人材においては、ウェルビーイング向上と生産性向上の両立をば実現するための「オフィスの５次元化」ば推進します。本社オフィスば極限まで縮小し、一方で全国に700ヶ所以上のサテライトオフィスば展開。ホームオフィスへの快適化投資ば続けるとともに、新しかコンセプトのリゾートオフィスば建設します。

　アステリアが得意としてきた「ノーコード」の推進活動も数多くの企業や自治体の賛同ば得て、さらに力ば入れていきます。そして、当社のノーコード製品Warp、Platio、Gravio、新製品のHandbook Xなどによって日本企業のソフトウェア文化の改革に貢献ば続けます。

　来年度は中期経営計画STARの最終年度です。昨年までの順調な進捗と先行投資ば礎に、「仕上げ」の年として計画達成に尽力していきます。本年も、がまだします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

---