アステリアが秋田県男鹿市に「企業版ふるさと納税」を実施
地域住民や観光客の移動の足となる路線バス事業を支援!DX&デジタル化も推進
〜 約200基のバス停に各地域の「なまはげ」を装飾するリニューアルも実施予定 〜
報道発表資料
2023年3月20日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、秋田県男鹿市(市長:菅原広二、以下 男鹿市)の「地域社会の維持・活性化事業」に対して「地方創生応援税制(以下 企業版ふるさと納税)」に関わる寄附(納税)を実施することを発表します。なお、アステリアとして実施する企業版ふるさと納税の納付先は、秋田県仙北市、熊本県小国町、熊本県水上村、沖縄県恩納村に続き5自治体目となります。
アステリアは、男鹿市への企業版ふるさと納税の納付を機に、ITを利活用した地域の高齢化対策や地域の観光産業の活性化を支援する中で、企業と自治体の協業による新たな地域創生の在り方を提案してまいります。
男鹿市への企業版ふるさと納税実施の背景
秋田県の西部に位置し、男鹿半島の大半を占める男鹿市は、古くから伝わる「なまはげ」をはじめとする数々の文化財と豊かな自然を有し、国内外からの観光客が多く訪れています。
アステリアは 2022年11月に男鹿市で社員のウェルビーイング※向上を目的にワーケーションを実施しました。自治体職員や地元の若手経営者との地域課題解決に向けたワークショップなどを通じて地域住民と交流したところ、車での移動が前提となる生活の中で、高齢者や観光客の移動手段の確保に対する課題を認識しました。
そこで当社は、男鹿市の企業版ふるさと納税対象事業である「地域社会の維持・活性化事業」に寄附することで、移動手段として同市が運営を強化している路線バス事業への支援を決定。高齢化が進む地域住民や観光客の移動手段を確保する事業への支援を通じて、「歩いて暮らせるまちづくりとコミュニティの強化」に貢献します。
男鹿市では、アステリアの支援を通じて市内382基あるバス停のうち219基のバス停の更新を計画。地域ごとに異なる特色を持つ計75種類の「なまはげ」をイラスト化した装飾をバス停に施し、観光やビジネスによる来訪客に向けたアイキャッチとして地域PRにもつなげる方針です。
また、アステリアと男鹿市は企業版ふるさと納税を通じた協業体制により、市内の路線バス事業を始めとする男鹿市の事業でのDXやデジタル化を進めるとともに、市民のウェルビーイング向上に向けてノウハウの共有や連携を行う計画です。
<秋田県男鹿市長 菅原広二氏のコメント>
この度は、企業版ふるさと納税による寄附をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。アステリア様におかれましては、昨年、ワーケーションをとおして本市の自然や伝統文化にふれていただいた中で、ユネスコ無形文化遺産である「男鹿のナマハゲ」が体現する日本に古くから伝わる家族愛や道徳的規範を感じていただいたことと思います。今後も、御社と連携を図りながらなまはげ文化の継承をはじめ、地方創生に取り組んでまいりますので、ご指導賜りますよう宜しくお願いいたします。
<アステリア株式会社 代表取締役社長 平野洋一郎のコメント>
当社は、ワーケーション実施をきっかけに、男鹿市との交流を重ねてきました。社員が実際に男鹿を訪れることで、「なまはげ」をはじめとする文化や雄大な自然に触れるとともに、市民の皆様や来訪者の移動手段となる市単独運行バス事業の整備にお役に立てると感じました。今後は「企業版ふるさと納税」による寄附だけでなく、これまで当社が築いてきた地域や地方自治体との連携、DXのノウハウを男鹿市民の皆様に提供し、「歩いて暮らせるまちづくりと地域コミュニティの強化」に貢献していきたいと考えています。
※ Well-being:肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされ健康で幸福である状態
『秋田県男鹿市』について( Webサイト https://www.city.oga.akita.jp/ )
男鹿市は日本海に突き出た独特の地形と、気候風土により築かれてきた景観美があり、海と山、そして湖と変化に富んだ美しい自然環境に恵まれていることから、国定公園の指定を受けています。奇岩怪石や洞窟の連なる海岸線、水平線を赤く染めるドラマティックな夕日、半島のシンボル「寒風山」からの大パノラマなど、大自然が描いた壮大な眺望を身近に堪能できます。また、男鹿半島は古来からの奇習「なまはげ」の郷でもあり、数々の文化財からは歴史と伝統の息吹が感じられます。さらにその特有の風土は、海や山からの食の醍醐味や、温泉の恵みにもあふれています。気候は、冬に日本海からの季節風が吹き付ける積雪寒冷地ですが、内陸部よりは降雪が少なく、比較的温暖な地域となっています。
『アステリア株式会社』について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
1998年に創業し、2002年に最初のノーコード製品の提供を開始したアステリア株式会社(当時インフォテリア株式会社)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,879社(2022年12月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,676件(2022年12月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
『Platio』について( Webサイト https://plat.io/ )
Platioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービスです。現場のデジタル化と業務プロセス改善をスピーディーに実現できるため、現場のDX推進に最適です。Platioは100種以上の豊富なテンプレートによりプログラミング未経験の現場担当者でも業務アプリを簡単に作成できます。アプリに入力したデータは管理者へリアルタイムに共有されるほか、検知機能により現場の異常をいち早く管理者へ通知できます。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションであることが評価され、2018年度には 「グッドデザイン賞」を受賞しています。2022年には、アプリ作成・活用だけでなく、データ連携までをノーコードで実現できるPlatio Connectを発売。これにより、現場データと様々なシステムやサービスをシームレスに連携し、データ活用の支援もしています。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL:03-5718-1297 / E-mail:press@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platioは、アステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。