アステリア株式会社 年頭所感
コロナ禍を超えて「戻さずに、進める」経営が差をつける
VUCA※1時代に向けて「レジリエンス※2」がより重要に
あけましておめでとうございます。
2023年は、コロナ禍の影響が和らぎつつも、世界は対立と分断により不安定さが増した一年でした。そんな中、アステリアは創業25周年を迎えることができました。これは全てのステークホルダーの皆様のご支援の賜物であり、心から感謝申し上げます。
アステリアでは、創業時から培ってきた「つなぐ」技術を核に、幅広い業界における業務のデジタル化やDX(デジタル・トランスフォーメーション)に貢献してまいりました。2023年、主力製品のASTERIA Warpの導入社数は1万社を突破し、モバイルアプリ作成ツールPlatioの販売は約6割増を記録しました。
2024年におきましては、人材不足や電子帳簿保存法対応などの社会課題に対し、ノーコード製品の提供によりその解決に尽力いたします。さらに、近未来の社会インフラとなるAIやロボティクス向けのソフトウェアにも積極的に取り組んでまいります。
今後、企業に求められる生産性がさらに「創造性」に近づくなかで、「ウェルビーイング※3」を引き続き追求することで、革新的なアイディアや成果が生まれる企業風土を育ててまいります。昨年夏に竣工した「軽井沢リゾートオフィス」をフル活用し、VUCA時代に適応しながら成長を続ける「レジリエンス」の高い経営に繋げてまいります。
アステリアは、これからも成長を続けます。ソフトウェア市場の世界的な発展とともにポテンシャルは無限に広がっています。今後とも、創業時から掲げる「自律・分散・協調」の組織と社会の実現に向けて、挑戦を続けてまいります。
2024年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年 1月 1日
アステリア株式会社
代表取締役社⻑/CEO
※1:VUCA=Volatility(変動性), Uncertainty(不確実性), Complexity(複雑性), Ambiguity(曖昧性)の略。
※2:レジリエンス=Resilience。困難や障害をしなやかに乗り越え回復する力。弾力性。
※3:ウェルビーイング=Well-being。心身共に健康で快活な状態。職務の生産性を高める要因として注目されている。