ネットワークカメラ大手AxisのAIカメラとGravioがノーコード連携
人数計測データや動体検知結果等を、人流の見える化や防犯システムで活用!

NTTデータMHIシステムズが両製品を組み合わせた AIカメラソリューションも発売

報道発表資料

2024年8月5日
アステリア株式会社

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、当社のノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio」が、アクシスコミュニケーションズ株式会社(本社:スウェーデン ルンド市、ジャパンカントリーディレクター :寺田大輔、以下 Axis)のエッジAI分析カメラとのノーコードによる連携を開始したことを発表します。同時に、アステリアがAxisの「Axisテクノロジーインテグレーションパートナー」(Axis製品と連携するベンダーをサポートする制度)に認定されたことを発表します。

この連携に基づき、株式会社NTTデータMHIシステムズ(本社:東京都港区、代表取締役:竹内俊一、以下NMHIS)が、アステリアのGravioとAxisのエッジAI分析カメラを組み合わせた「AIカメラデータ活用ソリューション」を開発し、同社の顧客向けに導入支援することも併せて発表します。

GravioAxisのエッジAI分析カメラと連携した 背景

業務のデジタル化やDXが加速するとともに世界のAI市場規模は急成長が続き、2030年には18兆4700億ドルに達することが予想されています。そうした中、「エッジAI分析カメラ」は、撮影データのAI分析がカメラ側で完結することが可能なことから、分析結果の即応性セキュリティ強化などの面で注目され、オフィスや商業施設をはじめとしたさまざまな現場で導入が進んでいます。

スウェーデンに本社を置くAxisは、世界で初めてネットワークカメラを開発・販売した企業で、世界の監視カメラ市場を牽引するネットワークカメラの大手です。同社が提供するエッジAI分析カメラには、侵入・徘徊検知といった動体検知に適した分析アプリケーションも内蔵。撮影した画像のAI処理をカメラ内で行うことで、AIの推論結果から速やかに異常を検知することが可能です。

写真:エッジAI分析カメラ設置イメージ
エッジAI分析カメラ設置イメージ

アステリアは、AI画像認識市場のさらなる拡大を見据えて、GravioとAxisのエッジAI分析カメラとの連携機能を開発。この連携機能により、同社のエッジAI分析カメラの導入・実装をノーコードで実現し、非IT技術者でも手軽に取り扱うことを可能にしました。また、ノーコードによる利便性の向上とユーザー層の拡大を期待できることから、「Axisテクノロジーインテグレーションパートナー」にも認定されました。

<GravioとAxisのエッジAI分析カメラの連携によるユーザーメリット>

  • カメラが収集したAIデータをノーコードで60以上の外部クラウドサービスと柔軟に連携
  • AIデータをノーコードで集計しBIツールで可視化
  • 複数の分析結果に応じた警告や管理者への通知等のアクションをノーコードで設定・実行し、高度なデータ活用を実現

Gravioの今後の展開

Gravioの販売代理店であるNMHISがAxisのエッジAI分析カメラとGravioを組み合わせた、「AIカメラデータ活用ソリューション」の提供を8月5日より開始します。このソリューションにより、遠隔地からのリアルタイムな生産設備稼働情報の監視や、データを活用した最適な設備稼働を実現します。

アステリアは、グローバル展開するAxisのエッジAI分析カメラとの連携により、海外でのGravioの認知拡大・販売促進を図る方針です。また、多様なAI製品やサービスとの連携を強化し、AIによって生成される価値ある情報資産(データ)をGravioを通じて様々なシステムとノーコードで連携することで、業務の自動化・遠隔化・情報資産活用など、さらなる付加価値を提供していきます。

図:GravioとAxisのエッジAI分析カメラの連携イメージ
GravioとAxisのエッジAI分析カメラの連携イメージ

エンドースメント

当社は、この度のアステリアの「AIカメラデータ活用ソリューション」の発表を歓迎します。私どもはこれまでも最先端のプロダクトやサービスモデルを活用し、お客様に最適なソリューションをいち早くご提案してまいりました。柔軟にITを活用する必要性が高まった環境下において、お客様がテクノロジーを積極的に活用できるように、グローバル規模で事業を展開するアステリアと共に最適なソリューションをお届けしていきたいと思います。

株式会社NTTデータMHIシステムズ
サービス・プロダクト事業部長 執行役員 玉川 光明 氏

※:令和5年版情報通信白書(総務省発表資料)第2部第9節
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/nd249100.html


「アクシスコミュニケーションズ株式会社」について( Webサイト https://www.axis.com/ja-jp

Axisは、セキュリティとビジネスパフォーマンスを向上させるソリューションを生み出すことで、よりスマートでより安全な世界の実現を目指しています。 ネットワークテクノロジー企業として、また業界をけん引するリーダーとして、Axisは映像監視、アクセスコントロール、インターコム、音声システムなどに関連するソリューションを提供しています。 これらのソリューションは、インテリジェントアプリケーションによって強化され、質の高いトレーニングによってサポートされています。

「株式会社NTTデータMHIシステムズ」について( Webサイト https://www.nttdata-mhis.co.jp/  )

NMHISは、ネットワークサービスやシステムインテグレーション事業について豊富な実績を持つNTTデータグループの技術力・組織力を活用することにより、三菱重工グループのITインフラ構築・運用・保守や業務系アプリケーション開発などのITサービスの高度化ならびにグローバル対応力強化をより早く効率的に展開しています。同社は、「2つのグループの総合力を、ものづくりの競争力へ」をスローガンに業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。また、デジタルコンテンツプラットフォームHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。AI/IoTプラットフォームGravioは、カメラ・センサーなどから得られる現場のAI/IoTデータを様々なシステムへ連携し、業務の自動化などをノーコードで実現するエッジコンピューティング・プラットフォーム。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立を牽引するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。

「Gravio」について(Webサイト https://www.gravio.com/jp

Gravioは、カメラやセンサーなどから得られる現場データを、様々なシステムやサービスへシームレスに連携することで、業務の自動化・省力化・遠隔化を実現する、ノーコードAI/IoTプラットフォームです。直感的なノーコード操作と60種以上の豊富な接続先により、プログラミング未経験でもAI/IoTのシステム活用を簡単に実現できます。また、構築に必要なセンサー・ゲートウェイなどのハードウェア、ソフトウェア、データの蓄積・グラフ作成可能なクラウドサービスを、まとめてオールインワンのソリューションとして提供することで、シンプルかつ迅速にご利用いただけます。 


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL:03-5718-1297 / E-mail:press@asteria.com

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

アステリア株式会社 AIコネクテッド事業部:垂見智真
TEL:03-5718-1250 / E-mail:gravio-jp@asteria.com 

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。