ビジネスへのAI実装を支援する「AI活用変革センター」を新設
各企業独自の生成AI導入支援や人材育成に向けたリスキリングを実施

ノーコードで社内システムからデータ収集し、様々な生成AIへの連携もサポート

報道発表資料

2024年10月18日
アステリア株式会社

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長/CEO:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、AI導入支援コンサルティングを提供する「AI活用変革センター」を2024年11月1日に新設することを発表します。

AI活用変革センター」の概要

「AI活用変革センター」では、各企業内で活用する生成AI導入を行う企業向けに、AIを活用できる人材(以下 AI人材)の育成や用途に合ったAIツールの選定から導入支援に至るまで幅広いコンサルティングを提供します。また、AI推論モデルの構築や個社独自のRAG※1の開発も支援。本センターでの活動を通じて、日本の企業、官公庁、地方自治体等の業務変革・効率化を支援し、企業でのAI活用の普及を促進する計画です。

また、AIを導入・活用する際、データ連携ツールは既存の社内システム等とのデータ連携の効率化や自動化で重要な役割を担います。本センターでは、AIを活用した社内システムのスピーディーな構築や効率的な機械学習の実現に向けて、ノーコードコンサルタントによるデータ連携ツール「ASTERIA Warp」の提供や活用支援なども行います。

名称AI活用変革センター
 英文名:AI Transformation & Utilization Center
 略称:AITUC(アイタック)
設立日2024年11月1日
センター長アステリア株式会社 CXO 中山 五輪男(なかやま いわお)
サービス名称AI導入支援コンサルティング
提供サービス1.AIを活用できる人材の育成:10万円~
 ・社員/職員向けの勉強会やワークショップ開催
2.技術相談(アドバイザリーサービス):50万円/月~
  ・AI導入に向けたコンサルティング
3.PoC(Proof of Concept = 実証実験)支援:200万円~
 ・AIの社内実装に向けた具体的な課題に対するPoC支援
対象民間企業・官公庁・地方自治体・教育機関・各種団体

AI活用変革センター」新設の背景

AIは急速な進化を遂げ、幅広いフィールドにおける活用の検討が進められています。特に、生成AIは世界の市場規模が2022年の1.2兆円から2030年には14.2兆円まで拡大することが予想され、急成長が見込まれています※2。多くの企業や団体がAIの実装フェーズに入りつつありますが、個人情報や機密情報の流出、偽情報や誤情報、著作権侵害など、様々なリスクが伴うことから※3本格的な導入には慎重な対応が必要です。

大幅な業務効率化等の効果が期待されることから、AI導入の有無は競争力格差を生み出すと考えられ、各企業・団体においては本格導入に向けた準備やAI人材の確保が急務になっています。そこでアステリアでは、技術啓発に向けて全国の企業や自治体を対象にAI活用セミナーを実施してきました。この取り組みを通じたノウハウを包括的なサービスとして提供するために、AI人材を育成するリスキリング、生成AIの導入支援、AI実装に向けたコンサルティングなどを提供する「AI活用変革センター」設立を決定しました。

写真:自治体向けAI活用セミナーの様子(@秋田県仙北市)
自治体向けAI活用セミナーの様子(@秋田県仙北市)

今後の方針

アステリアは「AI活用変革センター」を通じて、AI人材育成に向けたリスキリングやAIの普及活動を強化し、日本の企業競争力強化を後押しする活動を展開する方針です。また、顧客のウェルビーイングを高めるべく、アステリアの軽井沢リゾートオフィスでのワーケーションと組み合わせたAI活用セミナーや企業向けイベントも企画・提供を計画しています。

同センターとして、11月の立ち上げから1年間でのべ100件の勉強会/ワークショップ、50件の技術相談を目標に活動しながら、各社のニーズに合わせたPoCの企画構想・運営支援なども実施してまいります。

【センター長 中山五輪男のコメント】

この度アステリアでは、日本の企業・団体におけるAIを活用したビジネス変革や企業変革への後押しをする「AI活用変革センター」を設立します。ChatGPTを代表とする生成AIの進化は激しく、優れたパフォーマンスを発揮する生成AIをベースに自社専用AIシステムの構築案件も増えてきています。今後は生成AIのみならず新たなAIの出現やさらなる技術革新も考えられることから、本センターでは幅広いAIを取り扱います。アステリアが2023年夏に軽井沢に設立した最新のリゾートオフィスもフルに活用しながら、当社の強みを生かしたアステリアならではのコンサル・教育サービスを提供してまいりますので是非ご期待ください。

写真:センター長 中山五輪男

<中山五輪男:プロフィール>

法政大学工学部卒業。複数の外資系 IT ベンダーおよびソフトバンクを経て、富士通の常務理事/首席エバンジェリストとして幅広く活動。2022 年 5 月よりアステリア CXO に就任。ソフトバンク在籍時には、iPhone/iPad のエバンジェリストとして主にビジネスユーザーへの訴求活動に邁進し、日本におけるスマートフォンの普及に大きく貢献した。スマートデバイス、クラウド、ロボット、AI、IoT の 5 分野を得意分野とし、年間最大約 300 回の全国各地での講演活動を通じてビジネスユーザーへの訴求活動を実践している。

様々な書籍の執筆や複数の TV 番組出演での訴求など日本を代表するエバンジェリストとしての活動をしつつ、国内 30 以上の大学での特別講師も務めている。2022 年に設立されたノーコード推進協会の代表理事を務め「日本におけるソフトウェア文化を変革する」を標榜している。

※1:RAG(Retrieval-Augmented Generation):AIが質問に答える際の技術。質問内容に基づいて関連性の高い情報を  外部のデータベースやウェブ検索から取得し回答を生成する。
※2:令和5年版情報通信白書(総務省発表資料第1部第3章)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/nd131310.html
※3:令和6年版情報通信白書(総務省発表資料第I部第4章)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/html/nd141100.html


『アステリア株式会社』について( Webサイト https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ、小出朱莉
TEL: 03-5718-1297 / E-mail: press@asteria.com

アステリア、ASTERIA、Handbookはアステリア株式会社の登録商標です。
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