沖縄県が「ASTERIA Warp Core」採用で行政DX推進を実現

Excelでの“コピペ”作業を完全自動化!内部統制業務の集計作業工数を40%削減

報道発表資料

2024年10月21日
アステリア株式会社

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で17年間シェアNo.1を継続している「ASTERIA Warp Core」(アステリア ワープ コア、以下Warp Core)が、沖縄県(県庁所在地:沖縄県那覇市、県知事:玉城デニー)の「ノーコード・EAIツールによる業務改善施行環境の提供および導入効果の検証業務」に採用されたことを発表します。

沖縄県でのWarp Core」導入背景と今後の取り組み

沖縄県は2022年9月に「沖縄県DX推進計画」を策定し、業務プロセスやシステム環境の見直しによる行政運営の質の向上を図っています。“行政DX”を推進するなか「ノーコード・EAIツールによる業務改善施行環境の提供および導入効果の検証業務」を開始。そこで、以下の4つの視点からツールを選定し、プログラミング経験が皆無の職員でもシステム構築を進めることができることからWarp Coreが採用されました。

沖縄県ノーコード・EAIツール効果検証業務におけるツール選定の視点
① Excelの数式やマクロによる複雑な処理の見える化が可能
② 非IT技術者でも取り扱いが可能
③ 複雑な集計・データ分析が必要なプロセスでも属人化しない仕組みの構築が可能
④ 情報管理部門に依存せずに各部署内での運用・保守が可能

同検証業務において10日間でシステム開発を完了し、今まではコピー&ペーストで共有されていた複数のExcelファイル同士のデータ連携を自動化。煩雑な業務が撤廃されたことで、内部統制業務の集計作業工数を40%削減することも実現しました。

さらに、複雑な計算式やマクロを組み上げることなく、Warp Coreのノーコード技術によりデータの集計・統合などのプロセスを見える化。データ連携やメンテナンスの属人化やシステムのブラックボックス化の解消にも成功しました。

 沖縄県では、セミナーや動画などのコンテンツ活用や、ハンズオン研修を通じて庁内職員のスキルアップも積極的に実施し、庁内におけるDX人材の育成を強化しています。庁内全体から業務課題を募集し、蓄積した知見やノウハウを活用することで、Warp Coreを活用した業務効率化の試行を重ね、引き続き現場業務のDX推進に取り組む方針です。

図:各種システムとの連携イメージ
各種システムとの連携イメージ

今後のWarpビジネスの展開

Warpはプログラミング知識がなくても100種以上のツールやシステムとノーコードで連携が可能なことから、幅広い業界での業務効率改善に向けたDX推進に貢献しています。Warp CoreをはじめとするASTEIRA Warpシリーズはビジネスを順調に拡大し、現在の導入社数は1万社を突破。企業データ連携市場(EAI/ESB)では17年連続シェアNo.1を継続。幅広い業界での業務効率の改善に向けたDX推進や、法規制への対応に伴う連携ニーズなど、新たな引き合いも拡大しています。

アステリアは今後も、多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともにノーコードの特長を生かし、IT人材不足解消など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の効率化・自動化等の推進に貢献してまいります。

※:出典/テクノ・システム・リサーチ社「2023年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携を司る製品カテゴリーを指す。

<事例掲載 URL > https://www.asteria.com/jp/warp/case/c_pref_okinawa/


『沖縄県』について( Webサイトhttps://www.pref.okinawa.lg.jp/  )

沖縄県は、アジア大陸の東にあって、弧状に連なる日本列島の最西端に位置します。東西約1,000km、南北約400kmの広大な海域に、大小160の島々(うち有人島47)からなる島しょ県です。亜熱帯海洋性気候にある南西諸島は、美しいサンゴ礁、貴重な野生生物など優れた自然環境に恵まれており、中国や東南アジア諸国等との交易・交流を通じて、独自の文化を形成してきました。

『アステリア株式会社』について( Webサイト https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。旗艦製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。

また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。

『ASTERIA Warp』について( Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/

EAI/ESB製品の国内市場において17年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

アステリア株式会社 広報・IR部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297  / E-mail:press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】

アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250  / E-mail:pm@asteria.com 

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。