主力製品『ASTERIA Warp』が18年連続市場シェアNo.1を達成
国内企業データ連携ソフト市場で6割に迫る過去最高のシェアを記録

販売好調のサブスクリプション製品『Core』がシェアアップを牽引

報道発表資料

2024年11月6日
アステリア株式会社

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、アステリア)は、民間調査会社の株式会社テクノ・システム・リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤田明良、以下、テクノ・システム・リサーチ)の調査の結果、2023年における国内 EAI/ESBソフト市場で当社主力製品『ASTERIA Warp(アステリア ワープ、以下Warp)』が18年連続市場シェアNo.1(出荷数量ベース)を達成したことを発表します。

図:EAI/ESBソフト市場18年連続市場シェアNo.1

テクノ・システム・リサーチによる調査概要

テクノ・システム・リサーチの「2024 年 ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」によると、2023年のEAI/ESB 製品市場規模は約178億円で前年比102.6%伸長し、数量ベースでは3,073 サイトに対して出荷されました。

アステリアの提供するWarpの出荷数量は1,750サイトと、出荷市場シェア56.9%(出荷数量ベース)を記録し18年連続で市場シェアNo.1を達成。この市場シェアは、第2位の製品が有するシェアの約2倍と同分野の製品の中で引き続き圧倒的な支持をいただいていることの裏付けとなりました。

写真:ノーコードでデータ連携フローを設計する様子
ノーコードでデータ連携フローを設計する様子

<テクノ・システム・リサーチによる市場展望>

EAI/ESB市場は、2023年で金額ベースは177億7,600万円となっており、前年比102.6%で伸長している。内訳としては、ソフトウェアライセンス売上が137億7,600万円(前年比98.2%)、SaaS売上が40億円(前年比121.2%)となっている。ユーザー企業のパブリッククラウドやSaaS利用が進んでおり、クラウド間連携のためにSaaSを利用するユーザーが増加している。クラウド間連携を求めるユーザーはSaaSを利用する傾向にあり、クラウドとオンプレミス環境を連携するユーザーはソフトウェアライセンスやサブスクリプションを利用する傾向にある。しかし、円安によって海外のソフトウェアメーカーが提供するパブリッククラウド・SaaS・ソフトウェアは軒並み値上げされたことに加え、国内メーカーも値上げを実施した。利用料金の値上げはユーザー企業にコスト試算の見直しを促し、その結果、クラウドシフト一辺倒の動きに歯止めがかかっている。特に単純なクラウドリフトだけでは大きな投資対効果が得られないことから、クラウドリフトする予定だったシステムをオンプレミスに残す選択をするユーザーも出てきている。

今後は、新規に開発するシステムに関してはクラウドシフトが加速していく見通しから、EAI/ESB市場においてもSaaSの利用が進んで行く予測となっている。しかし、オンプレミスの既存システムが無くなる訳ではない。むしろ、オンプレミスとクラウドを連携させるニーズは増加していくことが考えられ、ニーズによってソフトウェアとSaaSが使い分けられていく見通しとなっている。

ASTERIA Warpの市場シェアに関する解説>

2023年、数量ベースの市場シェアはASTERIA Warpが56.9%でトップシェアとなっている。ASTERIA Warpはサブスクリプション提供であるCoreの販売が好調に推移しており、シェア拡大を拡大している。Coreは今まで価格面からEAI/ESBが導入できなかった中小企業ユーザーの獲得にも成功しており、SaaS間連携ニーズを中心に導入が進んでいる。

(出典:テクノ・システム・リサーチ「2024年 ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」)

今後のWarpビジネスの展開

Warpは「ノーコード」技術によりプログラミング知識がなくても100種以上のシステムやデータベースなどと連携が可能な特長から、幅広い業界での業務効率改善やDX推進に貢献しています。2023年7月に導入社数が1万社を突破した後も、インボイス制度改正電子帳簿保存法などの法規制への対応に伴う連携ニーズ等、新たな引き合いが拡大。シェアアップを牽引したサブスクリプション製品のCoreは、2023年度に約30%の増収を記録しました。

また、2024年6月にはサブスクリプション製品のラインアップを拡充するなど、より幅広い利用規模や用途へのニーズに適合し、さらなるビジネス拡大を図っています。

参考データ:EAI/ESB市場規模推移/見通し> 単位:数量(サイト数)

項目2023年 [実績]2024年 [見込]2025年 [予想]2026年 [予想]
数量 (前年比)3,073 (110.7%)3,463 (112.7%)3,792 (109.5%)4,086 (107.8%)
(出典:テクノ・システム・リサーチ「2024年 ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」)

※:企業データ連携=Enterprise Application Integration / Enterprise Service Busの略


アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。

『ASTERIA Warp』について( Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/

EAI/ESB製品の国内市場において18年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。


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