自社製業務アプリを手軽に外部販売できる「Platio One」がラインアップ拡充
柔軟なアプリ作成を可能とし、多様な企業の業務アプリ事業化を促進
業界特有の知見や現場のノウハウ共有でニッチな需要にもきめ細やかに対応
報道発表資料
2025年1月9日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、モバイルアプリ作成ツールPlatio(プラティオ)で、独自のノウハウを基に作成した業務用アプリ※1を自社商品として販売できる「Platio One(プラティオ ワン)」のラインアップを拡充し、1月10日より提供開始することを発表します。
「Platio One」ラインアップ拡充の背景
Platioは、2024年問題への対応などを背景に昨年度50%以上の増収を記録※2するなど、数多くの現場で業務効率化やDXに貢献しています。Platio Oneは、各企業が持つ独自ノウハウをもとにノーコードで作成した業務アプリを自社商品として販売できる(販売企業を「プロバイダー」と呼ぶ)サービスです。Platio Oneによる農業やサービス業などでのアプリ販売が進む一方で、アプリ販売先の企業毎のカスタマイズ対応がニーズとして顕著になっていました。
そこで、アステリアはこのニーズに対応するため、Platio Oneのラインアップ拡充を決定。プロバイダーが作成した業務アプリをマスターアプリとして複製して販売する「Originalエディション」と、販売先の仕様やニーズに合わせてカスタマイズしたアプリを販売する「Customエディション」の2つのラインアップを新たに提供します※3。
新ラインアップは、利用料金が月額1万円からと安価で、個々のアプリの作成に必要な機能だけを柔軟に選ぶことが可能になります。また、データ連携機能がオプションとして利用できるようになり、プロバイダーが開発・提供する業務システムやサービスのモバイルフロントとしての活用も可能になりました。
このように、新たな構成、機能、価格により、プロバイダーが作成した業務アプリの市場競争力を向上させ、業務ノウハウを持つ企業においてアプリ販売事業が始めやすくなります。このことにより、様々な業種・業態特有のニッチなニーズに向けた業務アプリを柔軟に提供できるようになり、中小企業や地方企業のDXを推進します。
<「Platio One」提供日と対象企業>
提供開始日 | 2025年1月10日 |
プロバイダー対象 | 独自に作成したPlatioアプリの外部販売を希望する企業 (Platioユーザー企業、システム開発企業、コンサルティング企業等) |
<「Platio One」新ラインアップ>
Originalエディション | Customエディション | |
マスターアプリの作成・複製 | 〇 | ✕ |
アプリごとのカスタマイズ | ✕ | 〇 |
販売可能なアプリ数 | 200個 | 1個(*オプションで追加可能) |
(販売価格やプロバイダー制度の詳細は個別にお問い合わせください)
「Platio One」の今後の展開
アステリアでは、2027年末までにPlatio Oneを使用した業務アプリを提供するプロバイダーの数を50社に拡大し、3年間で累計1億円の売り上げを計画しています。
※1:Platio上で稼働する「ミニアプリ」を便宜上「アプリ」と表現
※2:(出典)アステリア株式会社 2024年3月期通期決算説明資料
※3:従来のPlatio Oneラインアップは2025年1月9日にて販売終了
「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
「Platio」について( Webサイト https://plat.io )
Platio は自社の現場に特化した業務用のモバイルアプリをわずか 3 日間で作成し運用開始することができるクラウドサービスです。100種以上の豊富なテンプレートによりプログラミング未経験の現場担当者でも業務アプリを簡単に作成できるため、現場に残るアナログ業務を低コストかつスピーディーにアプリ化し、現場のDXを推進します。2022年には、アプリ作成・活用だけでなく、データ連携までをノーコードで実現できるPlatio Connectを発売。これにより、現場データと様々なシステムやサービスをシームレスに連携し、データ活用の支援もしています。
「Platio One」について( Webサイト https://plat.io/ja/platio_one )
Platio Oneは、現場業務に特化したモバイルアプリをノーコードで作成し、自社製品として販売・提供できるサービスで、2種類のエディションを用意しています。Originalエディションでは作成したマスターとなるアプリを複製して顧客へ提供することができ、マスターアプリでの機能変更は全てのアプリに反映されます。Customエディションでは現場業務の実態に合わせ作成したオリジナルアプリの機能をカスタマイズし提供することが可能です。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL:03-5718-1297 / E-mail: press@asteria.com
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL:03-5718-1250 / E-mail: platio-pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。