創業99年の葬祭業、太田屋(長野)が「ASTERIA Warp Core」を採用
ノーコードで様々なシステムと連携し、販売管理とPOSシステムの統合を実現

二重入力撤廃で作業工数半減、2026年に保守終了を迎えるAccessからも脱却

報道発表資料

2025年1月20日
アステリア株式会社

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で18年間シェアNo.1を継続している「ASTERIA Warp Core」(アステリア ワープコア、以下Warp Core)が、ASTERIA Warpパートナー企業のSCSK  Minoriソリューションズ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:戸田賢二、以下 SCSK Minori)を通じて、株式会社太田屋(本社:長野県岡谷市、代表取締役社長:太田博久、以下 太田屋)に採用されたことを発表します。

Warp Core」導入背景と今後の取り組み

太田屋は、長野県で創業から99年にわたり仏壇・墓石の販売や葬儀施行などの葬送供養に関する事業を総合的に展開している企業です。

太田屋では、販売管理に利用していたMicrosoft Access 2021のサポートが2026年に終了することから、全社で標準化された業務プロセスへの移行と部門横断の販売管理方法の統合を開始。従来は事業ごと個別にAccessベースのアプリケーションを開発していたため、全社での販売データの把握が困難であること。さらにアプリケーションの老朽化や属人化に加え、各店舗のレジシステムとマスターデータへの商品や従業員情報の二重入力が必要だったことから、業務効率化の実現と同時に、Accessから脱却可能なシステム連携方法を検討しました。

写真:株式会社太田屋

その結果、販売管理システムとして株式会社オービックビジネスコンサルタント(略称:OBC)の販売・在庫管理ERP「商蔵奉行」を導入。各店舗のPOSレジシステムとの連携基盤として様々なシステムとノーコードで連携が可能なWarp Coreを採用し、SCSK Minoriのサポートのもと導入しました。これにより、商蔵奉行に登録された商品や従業員情報はWarp Coreを介して各店舗に自動で反映されるシステムを構築。二重入力が撤廃されたことで作業工数が半減し、価格変更など商蔵奉行のマスター情報が変更されると、リアルタイムで各店舗のレジシステムにも自動的に反映されるようになりました。

さらに、商蔵奉行とSCSKのノーコード開発サービス「CELF」で構築した日報作成システムを連携し、各店舗の売上日報の自動作成も実現。複数の店舗間でリアルタイムな販売管理や売上データを共有できるようになりました。

図:システム連携イメージ
システム連携イメージ

今後も太田屋では商蔵奉行をベースとした全社販売管理プロセスをさらに効率化するとともに、Warp Coreを活用して顧客管理に使用しているSalesforceとの連携も計画し、顧客ごとの販売履歴からニーズをくみ取ることで、さらなるサービスの向上を実現する計画です。

今後のWarpビジネスの展開

Warp CoreをはじめとするASTEIRA Warpシリーズはビジネスを順調に拡大し、現在の導入社数は1万社を突破。企業データ連携市場(EAI/ESB)では18年連続シェアNo.1を継続しています。また、幅広い業界での業務効率の改善に向けたDX推進や、インボイス制度や改正電子帳簿保存法などの法規制への対応に伴う連携ニーズなど、新たな引き合いも拡大しています。

アステリアは今後も、多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともにノーコードの特長を生かし、IT人材不足解消など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の効率化・自動化等の推進に貢献してまいります。

※:出典/テクノ・システム・リサーチ社「2024年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」
EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携を司る製品カテゴリーを指す。

<事例掲載 URL > https://www.asteria.com/jp/warp/case/c_ohtaya/ 


『株式会社太田屋』について( Webサイトhttps://www.ohtaya.co.jp/index.html  )

1925 年創業。長野県諏訪地域のセレモニーホール 5 か所を中心とした葬祭事業(葬儀施行・法事)、長野県内 7 店の仏壇店で仏壇・墓石の販売や新しい供養のかたちのご提案、諏訪ふれあい広場で生活雑貨・ギフトの販売を行なっています。事業を通じ、お客様に寄り添いながら、「葬送供養」の意義や価値をお伝えする「こころ豊かな会社」を目指しています。

『SCSK Minori ソリューションズ株式会社』について( Webサイトhttps://www.scskminori.co.jp/  )

SCSK Minoriソリューションズは、お客さまの立場・視点で、業務の最適化や事業成長に貢献するためのデジタル化支援をします。これまで1,000社を超える実績で培ったさまざまな分野の専門スキルを結集し、あらゆる業種・業態や時代の変化に対応したITサービスを提供します。

『アステリア株式会社』について( Webサイト https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。

『ASTERIA Warp』について( Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/

EAI/ESB製品の国内市場において18年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

アステリア株式会社 広報・IR部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297  / E-mail:press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】

アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250  / E-mail:pm@asteria.com 

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。