FRESHNESS BURGERを運営するフレッシュネスがPlatioを採用
非IT技術者がノーコードで品質管理&店舗状況報告アプリを作成
全国158の店舗や本社で約200名が活用し「店舗DX」を実現
報道発表資料
2025年2月12日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、ノーコード※のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」が、ハンバーガーチェーン「FRESHNESS BURGER(以下、フレッシュネスバーガー)」を運営する株式会社フレッシュネス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:齋藤健太朗、以下 フレッシュネス)に、全国158店舗のDX推進を目的に採用されたことを発表します。

フレッシュネスバーガーが「Platio」を採用した背景
フレッシュネスバーガーは「大人がくつろげるバーガーカフェ」をテーマに、落ち着いた空間とオリジナリティが際立つ質の高い商品を提供しています。同社は、各店舗の衛生管理強化やブランド力向上を目指し、業務のデジタル化とDX推進に積極的に取り組んでいます。
その一環として、日常的に発生する本社・各店舗・エリアマネージャー間での品質管理や施設整備などの情報共有の迅速化・効率化を行う必要がありました。その解決策として、専門知識が不要で低コストにモバイルアプリを作成できる「Platio」の採用を決定しました。
フレッシュネスバーガーでは、本社の経営管理部の開発経験のない社員が「フレッシュネスアプリ」をノーコードで作成。このアプリにより、商品の品質や店舗内外の清掃、整頓状況などを簡単に報告可能となり、全国約158の店舗の従業員やエリアマネージャー、本社の社員など計約200名による本格運用が開始されます。


「フレッシュネスアプリ」の効果と今後の展開
フレッシュネスアプリの導入により、エリアマネージャーが店舗巡回後にパソコンから行っていた情報入力業務を、現場からスマホで迅速に実施することが可能になりました。新規報告の登録を伝えるプッシュ通知や、現場写真の添付が可能になり、情報の伝達速度や正確性が向上しています。さらに、これまでは電話やメールで伝えられていたエリア状況に対するフィードバックもPlatio上で共有。これにより、他店舗での優れた取り組み事例やフィードバックの内容を他地域のエリアマネージャーも閲覧することができるようになり、店舗運営のナレッジ共有が促進されています。
フレッシュネスではPlatioによる報告・確認作業の効率化に加え、タイムリーな課題やノウハウ共有を通じて、全国規模での合理的なPDCAサイクルの確立を目指しています。さらに、Platioに蓄積されたデータを活用し、今後の店舗運営設計の最適化にも取り組む計画です。
<フレッシュネスアプリ概要>
利用拠点数 | フレッシュネスバーガー全国158店舗および本社(約200名) |
利用者 | 本社社員(経営企画、マーケティング、商品部等) エリアマネージャー 店舗スタッフ |
報告項目 | 商品チェック :バーガーなどの商品がマニュアル通りに作られているか 店内外チェック :店舗内外の清掃状況やポスター掲示などの確認 帳票管理 :食品や冷蔵庫の温度、従業員の体調等の日常点検 修繕 :修繕必要箇所の詳細 |
Platioの今後の展開
Platioは独自の業務アプリをわずか3日間で作成し運用開始することができることが高く評価され、幅広い業種の企業・団体で採用されています。さらに現場データと既存システムのデータを連携し、より高い次元で情報を活用する「Platio Connect」や、企業の独自ノウハウを元にアプリを作成し顧客に販売が可能な「Platio One」など製品のラインアップも拡充。現場業務のアプリ化による業務効率化や、現場のDXに貢献してまいります。
※ノーコード:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。ノーコードで開発することができるPlatioは、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の運用に合わせたアプリ仕様の調整等が可能。
「株式会社フレッシュネス」について( Webサイト https://www.freshnessburger.co.jp/corporate/ )
フレッシュネスバーガーなど外食業を展開。1992年に新鮮な自然の食材を使い、バンズもパティもお店で手作りしたハンバーガーを味わえる店が渋谷の富ヶ谷にオープンして以降、30年以上フレッシュネスバーガーは「大人がくつろげるバーガーカフェ」をコンセプトに、全国にお店を展開しています。カフェのように集う場所で、飲食するだけの場ではなく、そこで過ごす時間も含めて価値を感じてもらえる場所でありたい。そして、ハンバーガーを中心に様々な商品を提供し、上質な食生活をご提案する。そういった会社でありたい。数年後には食のニーズも次世代に進み、コト消費から、トキ消費、イミ消費と呼ばれるような、価値の体験だけではなく、社会的・文化的価値(イミ)を見出す消費スタイルに変化する時代が来ます。そんな「次世代のニーズを身近に提案できる場所」を目指しています。
「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。また、デジタルコンテンツプラットフォームHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。AI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
『Platio』について( Webサイト https://plat.io/ )
近年の急速な社会情勢の変化と不確実性の中で、企業が新たな競争力を獲得するためには、自己改善の力を発揮して自ら業務を効率化する、自立型の現場組織の醸成が不可欠です。Platio(プラティオ)は、現場の社員が主体的に課題を見つけ、自部門にとって使いやすいモバイルアプリを作成し、業務を改善できるプラットフォームです。それぞれの現場部門の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで素早く簡単に作成することで、IT人材不足やアナログ業務の課題を解決し、組織内の改善モチベーション向上や、自立型の現場組織の醸成を支援します。Platioは100種以上の豊富なテンプレートによりプログラミング未経験の現場担当者でも業務アプリを簡単に作成できます。アプリに入力したデータは管理者へリアルタイムに共有されるほか、検知機能により現場の異常をいち早く管理者へ通知できます。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションであることが評価され、2018年度には 「グッドデザイン賞」を受賞しています。2022年には、アプリ作成・活用だけでなく、データ連携までをノーコードで実現できるPlatio Connectを発売。これにより、現場データと様々なシステムやサービスをシームレスに連携し、データ活用の支援もしています。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL: 03-5718-1297 / E-mail: press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL: 03-5718-1250 /E-mail: platio-pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。