シーバイエスがPlatio Oneの清掃管理アプリ「Clean Care VIEW」を発売!
ダスキンが「Clean Care VIEW」を採用し大阪・関西万博で導入
清掃業務のDXを推進しビルメンテナンス業界の人手不足解消に貢献

報道発表資料

2025年4月11日
アステリア株式会社

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、業務用の清掃衛生管理製品を製造販売するシーバイエス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長兼社長:諸星 重文、以下 シーバイエス)が「Platio One(プラティオワン)」で作成した清掃業務管理アプリ「Clean Care VIEW(クリーンケアビュー)」を発売し、清掃サービス大手の株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:大久保裕行、以下 ダスキン)で採用され、13日に開幕する大阪・関西万博で利用されるほか、ビルメンテナンス業界での受注を伸ばしていることを発表します。

シーバイエスが「Platio One」を導入した背景

シーバイエスは、清掃や衛生分野におけるプロフェッショナル向け製品・サービスを、ビルメンテナンス、宿泊施設、各種商業施設、食品工場など多様な現場に提供しています。

ビルメンテナンス業界における人手不足が深刻化するなかで、シーバイエスではこの課題への対応と生産性の向上に向けて、2022年12月にデジタルツール開発プロジェクトを発足。さまざまなツールを検討する中で、同社が長年培ってきた清掃ノウハウをノーコード※1でアプリ化し、それを自社製品として販売可能な「Platio One」に着目しました。Platio Oneはプログラミングの知識がなくても社内でアプリの作成や修正が容易にでき、初期費用を抑えながら、顧客のニーズに即したアプリ作成・運用が可能であることから導入を決定しました。

写真:清掃管理アプリ「Clean Care VIEW」を使用する様子

シーバイエスではPlatio Oneで作成した清掃業務管理アプリClean Care VIEWを、ビルメンテナンス業界に向けて発売し、清掃事業者に幅広く採用されています。同アプリでは清掃業務の指示や完了報告の他、マニュアルの管理に対応。さらには、清掃評価のインスペクション※2で使用するツールも兼ね備えていて、清掃現場で必要となる全ての機能が格納されています。Platio Oneの導入により、顧客のきめ細やかなニーズに即したアプリをスムーズに提供することが可能になり、シーバイエスの事業拡大に貢献しています。

ダスキンがシーバイエス提供の「Clean Care VIEW」を採用

2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博の会場清掃業務を請け負う清掃サービス大手のダスキンは、清掃状況や会場設備の不具合の確認に加え、トイレなどの重点エリアでは作業リストを用いた実施状況の細かな確認も徹底する必要があります。また、広大な会場の衛生環境をくまなく整備するため、共同運営事業者4社と連携した清掃業務の実施や、大阪・関西万博を運営する2025年日本国際博覧会協会への実施報告を効率よく取りまとめることが求められています。

そこで、複数の事業者間でのスムーズな情報共有作業工数の削減を目的に、清掃現場からスマートフォンでの報告が可能なモバイルアプリの導入を検討。直感的な操作性や、手頃な費用で導入できることからClean Care VIEWの採用を決定しました。アプリの活用により、作業チェックから報告・記録までワンストップで行うことが可能になり、紙のチェックリストの記録内容をパソコンに再入力する二度手間を削減。GPS機能やQRコードの読み取りなど、モバイルアプリの特長も生かしながら事業者間での情報共有の迅速化と効率化を実現します。

<ダスキンが採用した「Clean Care VIEW」の概要と利用環境>

アプリ名称Clean Care VIEW(プロバイダー:シーバイエス)
[アプリ作成・提供プラットフォーム:Platio One(アステリア製)]
利用する事業者1.株式会社ダスキン
2.会場の清掃を請け負う共同運営事業者(JV):4社
利用者数約60名
利用用途大阪・関西万博会場内における清掃管理
・清掃の指示(位置情報・状況・緊急度)をプッシュ通知で共有
・トイレごとに設置されたQRコードを読み取ることで簡単に記録
・プルダウンの選択式やボタンのオンオフで清掃報告
・不具合箇所を写真付きで報告
・入力データによる報告書の自動作成

<「Clean Care VIEW」画面イメージ>

清掃指示/完了報告トイレ清掃巡回記録
アプリの画面:清掃指示/完了報告アプリの画面:トイレ清掃巡回記録

Platio One」の今後の展開

アステリアでは、2027年末までにPlatio Oneを使用した業務アプリを提供するプロバイダーの数を50社に拡大し、3年間で累計1億円の売り上げを計画しています。

※1:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。
※2:清掃業務の品質を客観的に評価し、契約に基づいた清掃サービスが適切に提供されているかを確認するための審査・評価。


「シーバイエス株式会社」について( Webサイト https://cxs.co.jp/

シーバイエスは、ビルメンテナンス、リテール、フードサービス、ホテル 宿泊施設、飲料 食品工場、医療 公共施設など、さまざまな空間と製造工程におけるクレンリネスCleanliness:清潔)とサニテーション Sanitation:衛生)の専門分野で、プロフェッショナル向けの製品( サービスを提供する企業です。お客様や利用者の皆様の(「大切な場所」における清潔( 安全( 安心( 快適な環境づくりを追求し、革新的な製品( サービスの開発に取り組んでいます。

「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。また、デジタルコンテンツプラットフォームHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。AI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。

「Platio」について( Webサイト https://plat.io

Platio は自社の現場に特化した業務用のモバイルアプリをわずか 3 日間で作成し運用開始することができるクラウドサービスです。100種以上の豊富なテンプレートによりプログラミング未経験の現場担当者でも業務アプリを簡単に作成できるため、現場に残るアナログ業務を低コストかつスピーディーにアプリ化し、現場のDXを推進します。2022年には、アプリ作成・活用だけでなく、データ連携までをノーコードで実現できるPlatio Connectを発売。これにより、現場データと様々なシステムやサービスをシームレスに連携し、データ活用の支援もしています。

「Platio One」について( Webサイト https://plat.io/ja/platio_one

Platio Oneは、現場業務に特化したモバイルアプリをノーコードで作成し、自社製品として販売・提供できるサービスで、2種類のエディションを用意しています。Originalエディションでは作成したマスターとなるアプリを複製して顧客へ提供することができ、マスターアプリでの機能変更は全てのアプリに反映されます。Customエディションでは現場業務の実態に合わせ作成したオリジナルアプリの機能をカスタマイズし提供することが可能です。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL: 03-5718-1297 / E-mail: press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】

アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL: 03-5718-1250 /E-mail: platio-pm@asteria.com  

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。