「ASTERIA Warp」シリーズの最新バージョン提供開始
AIやクラウドサービスとのスムーズなデータ統合・連携の推進へ
報道発表資料
2025年6月25日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で18年間連続シェアNo.1※1を継続している「ASTERIA Warp(アステリア ワープ、以下 Warp)」シリーズの最新バージョンを本日より提供開始することを発表します。
新バージョン提供の背景と概要
企業や自治体のシステム開発現場では、老朽化したレガシーシステムからの脱却やIT人材不足を背景に、クラウドサービスを取り入れたシステム刷新やDXやAI活用による開発生産性の向上が進められています。また、こうした状況を受け、AIやクラウドとの連携で広く活用されているJSON※2形式のデータを用いた連携ニーズが高まっています。
Warpの最新バージョンでは、AIやクラウドとの連携をスムーズに実現するためにJSONの処理機能を大幅に強化しました。今まで以上に複雑なJSONデータの加工・変換に対応できる6種類の処理機能(コンポーネント)を追加し、より幅広いクラウドサービスとの連携を実現します。また、バージョン管理機能の改良により、一般的なGit※3利用手順が適用可能になりチーム開発における生産性が向上。Warpのバージョンアップを手軽に実行できる移行ツールも拡張し、長期的なシステムライフサイクルにおけるデータ連携基盤としての活用を強化しています。
Warpはノーコードで企業内外のシステムを繋ぐデータ連携ミドルウェアとして、既に1万1千社を超える企業に導入されており、2024年度には過去最高の売上を記録しました。最新バージョンの提供を通じて、データ活用や業務効率化・業務変革に向けたDX推進ツールとして、より幅広いビジネスシーンにおける採用を拡大してまいります。
新バージョン(2506)の主な追加機能
①JSON処理機能の強化 | 複雑なJSON構造への対応力を強化、多様なAIとの連携をより容易に |
②Git対応の向上 | Gitリポジトリとの連携機能を強化し、チーム開発の効率化を実現 |
③移行ツールの拡張 | Warp旧バージョン(2306、2312)からの移行に対応 |
(今回のバージョンアップに伴う製品ラインアップや価格の変更はありません)
※1: 出典/テクノ・システム・リサーチ社「2023年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携製品カテゴリーを指す。
※2: JavaScript Object Notationの略。Webアプリケーションなどで主に使われる軽量なデータ記述フォーマット。システム間でデータをやり取りする際によく使われ人間にも読みやすいのが特長。
※3: ソースコードなどの変更履歴を管理する分散型バージョン管理システム。チームで行う開発や修正の履歴管理がしやすく、ソフトウェア開発の現場で標準的に使われているツール。
「ASTERIA Warp」について(Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/ )
EAI/ESB製品の国内市場において18年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297 / E-mail:press@asteria.com
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL:03-5718-1250 /E-mail:pm@asteria.com
アステリア、Asteria、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。