健康サプリメントや医薬品原薬製造の備前化成(株)が「ASTERIA Warp」を採用

新たに導入した「食Quality」とSAPで構築した基幹システムを連携
食・医薬に関わる製造現場でのシステム連携で年間8,000時間の工数削減

報道発表資料

2025年7月15日
アステリア株式会社

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で18年間シェアNo.1を継続している「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ、以下Warp)が、健康サプリメントなどの機能性食品の素材開発や医薬品原薬の製造を手がける備前化成株式会社(本社:岡山県赤磐市、代表取締役社長:清水富江、以下 備前化成)に採用されたことを発表します。

ロゴ:備前化成株式会社

Warp」導入背景と導入効果

備前化成は「自然の力とテクノロジーでお客様に感動と喜びを」という経営ビジョンのもと、健康サプリメントのOEM製造や機能性食品の素材開発、医薬品原薬の製造を行っています。DX推進によるさらなる業務効率化や品質向上を目指す中、4000点以上の原料・資材の規格情報の検索性向上や社内データの利活用推進のため、食品業界で幅広く利用されている品質情報管理システム「食Quality」を2025年2月に導入。PDFファイルで保存・閲覧していた原料や資材の規格情報データを「食Quality」に移行したことで、SAPで構築された既存の基幹システムとの連携基盤の開発が急務となりました。

そこで、複数のデータ連携ツールを比較検討した結果、低コストでの導入・運用が可能であること。ノーコードでの直感的な開発が可能で、豊富な導入事例やサポート体制をもつことからWarpの採用を決定しました。

これにより、「食Quality」に登録された原材料に関する品質・規格データを基幹システムに自動連携することで、情報登録などの工数削減とマスター管理の自動化を実現。また、基幹システムに登録された取引先や仕入れ先の情報を「食Quality」に自動連携するなど、システムが独立していることで発生する作業から解放され、年間約120時間の工数削減に成功しました。

備前化成は今後、製品単位での品質情報管理や会計、製造工程などの情報も自動連携させることで、年間約8,000時間の工数削減を見込んでいます。ノーコードで開発が可能なWarpの活用により現場から挙がる新たな連携ニーズにも柔軟に対応できることから、全社のDX推進を加速する体制づくりの基盤とする方針です。

図:各種システムとの連携イメージ
各種システムとの連携イメージ

今後のWarpビジネスの展開

Warpはプログラミング知識がなくても100種以上のツールやシステムとノーコードで連携が可能なことから、幅広い業界での業務効率改善に向けたDX推進に貢献しています。Warp CoreをはじめとするASTEIRA Warpシリーズはビジネスを順調に拡大し、現在の導入社数は1万社を突破。企業データ連携市場(EAI/ESB)では18年連続シェアNo.1を継続。幅広い業界での業務効率の改善に向けたDX推進や、法規制への対応に伴う連携ニーズなど、新たな引き合いも拡大しています。

アステリアは今後も、多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともにノーコードの特長を生かし、IT人材不足解消など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の効率化・自動化等の推進に貢献してまいります。

※:出典/テクノ・システム・リサーチ社「2024年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携を司る製品カテゴリーを指す。

<事例掲載 URL > https://www.asteria.com/jp/warp/case/w_bizen-c/


「備前化成株式会社」について( Webサイト https://www.bizen-c.co.jp/    )

機能性食品素材および健康食品の製造販売・医薬品原薬の製造販売

「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。

「ASTERIA Warp」について( Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/

EAI/ESB製品の国内市場において18年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297  / E-mail:press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】

アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250  / E-mail:pm@asteria.com 

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。