主力製品『ASTERIA Warp』が19年連続市場シェアNo.1を達成!
国内企業データ連携ソフト市場で約59%と過去最高のシェアを記録
〜 販売好調なサブスクリプション製品がさらなるビジネス拡大を牽引 〜
報道発表資料
2025年9月22日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、アステリア)は、民間調査会社の株式会社テクノ・システム・リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤田明良、以下、TSR)の調査の結果、2024年における国内 EAI/ESB※ソフト市場で当社主力製品『ASTERIA Warp(アステリア ワープ、以下Warp)』が19年連続市場シェアNo.1(出荷数量ベース)を達成したことを発表します。

テクノ・システム・リサーチ(TSR)による調査概要

TSRの「2025 年 ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」によると、2024年のEAI/ESB 製品市場規模は約189億円で前年比106.3%と伸長し、数量ベースでは3,463 サイトに対して出荷されました。
アステリアが提供するWarpの出荷数量は2,050サイトと、市場シェア59.2%(出荷数量ベース)を記録し19年連続で市場シェアNo.1を獲得。この市場シェアは、第2位の製品が有するシェアの2倍強と同分野の製品の中で引き続き圧倒的な支持をいただいていることの裏付けとなりました。
<テクノ・システム・リサーチによる市場展望>
EAI/ESB市場は、2024年で金額ベースは189億200万円となっており、前年比106.3%で伸長している。内訳としては、ソフトウェアライセンス売上が139億200万円(前年比100.9%)、SaaS売上が50億円(前年比125.0%)となっている。
ユーザー企業のパブリッククラウドやSaaS利用が進んでおり、クラウド間連携のためにSaaSを利用するユーザーが増加している。クラウド間連携を求めるユーザーはSaaSを利用する傾向にあり、クラウドとオンプレミス環境を連携するユーザーはソフトウェアライセンスやサブスクリプションを利用する傾向にある。エンタープライズ企業は後者に該当し、既存システムとクラウド間の連携環境をプライベート上に構築するためライセンス持ち込みを選択することが多い。ただし、以前は保守的だった金融業においてもSaaSを選択する流れが出てきていることから、徐々にSaaS利用へとシフトしていく可能性が出てきている。官公庁や自治体案件では閉域環境であることから、ライセンス持ち込みが継続して利用されていく。
今後は、新規に開発するシステムに関してはクラウドシフトが加速していく見通しから、EAI/ESB市場においてもSaaSの利用が進んで行く予測となっている。しかし、オンプレミスの既存システムが無くなる訳ではない。むしろ、オンプレミスとクラウドを連携させるニーズは増加していくことが考えられ、ニーズによってソフトウェアとSaaSが使い分けられていく見通しとなっている。
<ASTERIA Warpの市場シェアに関する解説>
2024年、数量ベースの市場シェアはASTERIA Warpが59.2%でトップシェアとなっている。ASTERIA Warpはサブスクリプション提供であるCoreの販売が好調に推移しており、シェアを拡大している。SAP関連や自治体システム標準化に関連した案件が好調となっている。2025年8月にCloud版の提供を開始している。
(出典:テクノ・システム・リサーチ「2025年 ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」)
今後のWarpビジネスの展開
Warpはプログラミング知識がなくても100種以上のツールやシステムとノーコードで連携が可能なことから、幅広い業界での業務効率改善に向けたDX推進に貢献しています。ライセンス販売のほか、サブスクリプション製品も強化したASTERIA Warpシリーズはビジネスを順調に拡大し、現在の導入社数は1万社を突破。幅広い業界での業務効率の改善に向けたDX推進や、法規制への対応に伴う連携ニーズなど、新たな引き合いも拡大しています。
アステリアは今後も、多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともにノーコードの特長を生かし、IT人材不足対策など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の効率化・自動化等の推進に貢献してまいります。
<参考データ:EAI/ESB市場規模推移/見通し> 単位:数量(サイト数)
項目 | 2024年 [実績] | 2025年 [見込] | 2026年 [予想] | 2027年 [予想] |
---|---|---|---|---|
数量 (前年比) | 3,463 (112.7%) | 3,897 (112.5%) | 4,296 (110.2%) | 4,590 (106.8%) |
(出典:テクノ・システム・リサーチ「2025年 ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」)
※:企業データ連携=Enterprise Application Integration / Enterprise Service Busの略
「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品の「ASTERIA Warp」は、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリ「Handbook X」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」、ノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio」などの製品提供を通じて、企業のDXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
『ASTERIA Warp』について( Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/ )
EAI/ESB製品の国内市場において19年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL : 03-5718-1297 / E-mail : press@asteria.com
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部:東出 武也
TEL : 03-5718-1250 / E-mail : pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。