カレーハウスCoCo壱番屋を運営する㈱壱番屋が「Warp」を採用
基幹システムの刷新や、kintoneとの連携をノーコードで実現!
棚卸データの作成工数を約75%削減し、入出荷業務では休日シフト調整が不要に
報道発表資料
2025年10月23日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で19年連続シェアNo.1※を継続している「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ、以下Warp)が、ASTERIA Warpパートナー企業のSCSK Minoriソリューションズ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:戸田 賢二、以下 SCSK Minori)を通じて、国内外にカレーハウスCoCo壱番屋を展開する株式会社壱番屋(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:葛原 守、以下 壱番屋)の基幹システムとkintoneとの連携に採用されたことを発表します。
「Warp」導入背景と今後の取り組み
壱番屋は国内最大のカレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」をはじめとする外食事業を手掛けており、国内1,239店舗、海外213店舗(2025年8月末時点)を展開しています。国内に7営業所と3工場を設置し、全国に広がるフランチャイズ加盟店との強固な協業体制を構築しています。
壱番屋では、直営店舗における棚卸データの作成のために、基幹システムからのデータの抽出・加工に時間を要しており、手作業での業務が発生するなど課題を抱えていました。また、工場の生産計画に使用する入出荷データの作成においても、休日にシフトを組む必要があり、業務負担の軽減が求められていました。

そこで、棚卸しや生産管理業務など手作業の効率化や、基幹システムの移行に向けた既存システムとのデータ連携用途として、ノーコードで多様なシステム・データの連携が可能なWarpの採用を決定しました。
これにより、1店舗あたり毎月2時間かかっていた棚卸データ作成にかかわる作業時間を約30分に短縮。壱番屋が直営する120店舗だけでも、毎月約180時間相当の大幅な工数削減を実現しました。また、今まで入出荷データの修正のために調整していた休日用シフトは、データ作成が自動化されたことで不要となり、業務効率化にも貢献しました。

従来オンプレミスで利用していた基幹システムの刷新に向けた既存システムとの連携やクラウド移行、社内データ活用目的で導入したkintoneとのマスターデータの連携にもWarpを活用。Warpによるスムーズなデータ連携によりバックオフィス業務負荷が大幅に削減されたことで、店舗運営や生産管理などより高度な業務に専念できる環境が整備されました。
壱番屋では基幹システムの刷新時に、既存のシステムとWarpによる連携を行うことで開発コストを抑えた柔軟なシステム構築対応を実現。現在は各種業務システムのSaaSへの移行を予定しており、これらの変化へもWarpで柔軟に対応する計画です。
今後のWarpビジネスの展開
Warpはプログラミング知識がなくても100種以上のツールやシステムとノーコードで連携が可能なことから、幅広い業界での業務効率改善に向けたDX推進に貢献しています。Warp CoreをはじめとするASTERIA Warpシリーズはビジネスを順調に拡大し、現在の導入社数は1万社を突破。企業データ連携市場(EAI/ESB)では19年連続シェアNo.1を継続。法規制への対応に伴う連携ニーズなど、新たな引き合いも拡大しています。
アステリアは今後も、多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともに、ノーコードの特長を生かし、IT人材不足解消など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の効率化・自動化等の推進に貢献してまいります。
※:出典/テクノ・システム・リサーチ社「2025年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携を司る製品カテゴリーを指す。
<事例掲載 URL > https://www.asteria.com/jp/warp/case/w_ichibanya/
「株式会社壱番屋」について( Webサイト https://www.ichibanya.co.jp/comp/)
カレー専門店「カレーハウス CoCo壱番屋」の店舗運営及びフランチャイズ展開、その他飲食事業など。
「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
「ASTERIA Warp」について( Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/ )
EAI/ESB製品の国内市場において19年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297 / E-mail:press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250 / E-mail:pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。